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第1回 アニメで世界へ!小説大賞
受賞作品発表

Results Announcement

総評

Overall Review

みなさま、『アニメで世界へ!小説大賞(アニセカ大賞)』へのご応募、まことにありがとうございました!!

本賞はアニメ化を確約するという明確なビジョンを掲げ、アニメスタジオ16社が選考に参加するという、これまでにない小説賞として展開させていただきました。

その結果、初開催にもかかわらず6,000作を超える応募を集め、おかげさまで国内最大級の文芸コンテストとなりました。

主催会社代表として、みなさまに心より感謝を申し上げます。

応募作品の傾向としましては、アニセカ大賞は「ジャンル不問」「未完結作品も応募可」「3万文字以上」という柔軟な応募条件を設けており、プロ・アマ問わず幅広い作家に門戸を開いていたため、異世界ファンタジーから現代ドラマ、SF、ミステリーまで、多岐にわたるジャンルの作品が集まりました。独自の切り口や新しい視点を持つ作品が目立ち、既存の枠にとらわれない才能の芽を感じさせました。

その中でも、とくにキャラクターの魅力や世界観の独自性が際立ち、アニメーションとしての展開が想像できるかどうか、視覚的なインパクトや感情の起伏を巧みに描写した作品について、高く評価させていただきました。

受賞作は、まず書籍となって、実業之日本社より刊行されます。

その面白さについては、選考してきた編集者、アニメプロデューサーも保証いたしますので、ぜひ手に取ってみていただければと思います。

株式会社ストレートエッジ
代表取締役 三木一馬

大賞

Grand Prize

翼の装飾翼の装飾
タイトル
【私のおふるで悪いんだけど】 とお母様(ヒロイン)に取り巻きを押し付けられ、嫁いだ辺境でも嫁扱いされませんが、おかげで自由に生きれます!
あらすじ
「私のおふるでわるいんだけど……」と母親から彼女の取り巻きの1人を婚約者としてあてがわれ、王宮から実質私は追放される。――そして、嫁いだ先でもやはり私は歓迎される雰囲気ではない。嫁ぎ先から出された条件に私は、肩を震わせるのであった。
――あれ? でも無表情だけど旦那様はなんだか良い人そうだ?
まあ、それはともかく。私は新居で暮らしはじめた。
たくさんの人形たちと。この子達さえいればいい、そう思いながら。
――けど、なんか。暇だな。
「嫁ぎ先での不遇」から始まる、人形たちと織りなすマリッジーストーリーです。
賞金
100万円
賞金背景
著者 ー ぷり
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主催者講評

実母の王妃によって王宮を追われたお姫様が、追放先の辺境で幸せを掴むラブロマンス作品。

不遇な状況でも、魔法で命を吹き込んだぬいぐるみと困難を乗り越え、次第に周囲の信頼をあつめ幸せを手にする展開は、軽快かつどこかおとぎ話のような優しさに溢れた作品です。

映像化した際に、この心温まる世界観は多くの方の心を掴むのではないかと、大賞受賞の大きなポイントとなりました。

悪役令嬢、婚約破棄、スローライフといった要素を喧嘩させることなく作品に盛り込めているため、たくさんの面白さが詰まった作品となっています。

お転婆なお姫様とぬいぐるみが幸せに向けて愉快に奔走するマリッジストーリーをぜひお楽しみください。

特別賞

Special Prize

翼の装飾翼の装飾
タイトル
ダンジョンすみっこぐらし~実力無自覚系配信者を世間は必死で探し出す。早くダンジョンから出てきて!?~
著者 ー 夏目ナナセ
賞金 ー 30万円
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主催者講評

突如としてダンジョンが現れた現代世界で、『ダンジョンすみっコぐらし』チャンネルの配信を行うスミさんの無双っぷりとコメディ要素を掛け合わせた作品。

展開の粗さはありますが、「勘違い無双」「視点ギャップコメディ」「クラフト&街づくり+超最強」といったライトノベルとしての魅力がふんだんに詰め込まれており、非常に楽しく読ませていただきました。主人公のスミさんの無自覚トンデモ行動を配信視聴者といっしょになって突っ込めるコミカルさを評価する意見が多かったです。

まだまだ改善が必要な部分はありますが、作品の可能性を評価し、特別賞となりました。

タイトル
美貌の少年の家庭教師をしていたらイケオジ侯爵にプロポーズされたんですが?
著者 ー 宮前葵
賞金 ー 30万円
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主催者講評

婚期を逃しつつあった伯爵令嬢シェリアーネがイケオジ侯爵に彼の息子の家庭教師を依頼されるところから始まる、破天荒な活躍ぶりとロマンスを楽しむ作品。

やや駆け足で進むところもある物語展開ではありましたが、まず何より主人公のシェリアーネが魅力的で印象に残りました。恋愛と、その障害として立ち塞がる事件の解決という主軸がしっかりしているため、書籍化やその先の広がりもイメージしやすいものがありました。

テンポよく話が進み、どういうゴールに向かうのか予測できない面白さに対する評価も審査時には多く聞くことができました。

この作品が持つポテンシャルを評価し、より完成度を高めた書籍として読者に届けられればと思い、特別賞という形での結果となった次第です。